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ネットのお悩み相談
2020.05.07
いくつかのサイトで患者さんからのお悩み相談のコーナーに回答させていただいております。
切実なお悩みから半ばクレームとも言える激しいものまで沢山のお悩みが寄せられています。
直接主治医に相談したら良いのにと思うことも多いのですが、なかなか聞くことが出来ない事情もあるのだろうか?と疑問に思いながら回答しています。
また、こういった世の中ですので気軽に無料でセカンドオピニオンの意見を聞いてみたいのかなとも思います。
歯科に限らず医療一般のご質問は実際の検査データが無いと回答が難しく、一般論の範囲に落ち着いてしまいがちですがそれでもたくさんの患者さんがご不安を感じてらっしゃるのだということを肝に銘じて日々の診療に当たっております。
沢山の質問の中から、よくある質問や気になった質問についてお答えしたいと思います。
質問1:『虫歯があり、たまに痛むのですが我慢出来ています。治療しなくても良いでしょうか?』
京橋歯科医院の回答:
『痛みが出た歯は回復することはありません。
悪化してしまうので出来るだけ早めに診察を受けることをおすすめします。
たまに我慢強い方がいらっしゃって、痛みに耐えているうちに痛みが無くなってしまうことがあるのですが、
神経が死んでしまっただけなので治療は必要です。』
むしろ痛みが出ないので気付かないうちにどんどんと進行してしまうので怖いですね。
質問2:『昔銀歯で治療したかぶせものが取れてしまいました。歯の根の治療をやり直し、
その後でかぶせものを作り直すと言われましたが保険診療と自由診療どちらが良いでしょうか?』
京橋歯科医院の回答:
『かぶせものが取れることはよくある話ですが、その下が虫歯になっている場合削って作り直しになります。
こういったことが繰り返されると何度も削ることは出来ないので結果抜歯になることがあります。
今回かぶせものを作るのであればセラミック等強度があり長期間使うことが出来る素材をおすすめします。』
銀歯のつめものが取れて作り直し、数年後にまた痛みが出て歯科医院に行くと神経を抜くことになり銀歯のかぶせものをつけ、次に痛みが出た数年後には抜歯というのはよくある話です。
どこかでしっかりとした素材で治療をし、定期的なメンテナンスをしないと抜歯の確率は上がってしまいます。
質問3:『治療中に口の中がからからに乾燥させられて辛く気分も悪く、のども痛くなりました。正しい治療でしょうか?』
京橋歯科医院の回答:
『歯科治療では唾液を治療箇所に入れてはいけないことがあります。
根の治療、つめものの治療など、予後に関係してきます。
そのため口の中を意図的に乾燥させますので治療としては問題ないかと思います。
しかし、予め説明があれば驚くことも不安に思うこともなく治療が出来たのではないかと思います。』
口を大きく長時間開け続けるというのは患者さんにとってとても負担になります。
我々歯科医は慣れてしまいがちですが、常にご説明をしてご納得頂いて治療をしなければいけないと思っています。
それでも説明が足りないことはありますので反省することも多いです。
治療に必要なことではあるのですが・・・。
治療箇所によってはどうしても治療が辛いこともあります。
快適に無痛で治療が出来ればそれに越したことはありませんが難しいこともあります。
こういった場合は患者さんも自分が虫歯を作ったという事実に配慮いただき少しの我慢とご協力をいただけると助かるというのが本音です。
我々も出来るだけ短時間で少しでも辛くないように治療を終えられるように精いっぱい頑張ります。
ですので日々の自身でのケアが大切であり、定期的に歯科医院で診察を受けることをおすすめしています。
また他の質問については別の機会にご紹介します。
【ご予約方法】
・お電話は03-3538-8211まで。
出来ればどのような状態なのかご説明頂けますと速やかに治療が行えます。
・ネット予約はこちらから
担当医へのメッセージでどのような状態なのかご入力頂けると速やかに治療が行えますのでご記入をお願いいたします。
【医院への行き方】
※東京駅から
八重洲出口を出て八重洲通りを直進、中央通りとの交差点の日本橋三丁目交差点を右折、 京橋二丁目交差点を左折し昭和通り手前の小諸そばさんの手前左手になります。
※京橋駅から
明治屋さんのある7番出口を出て左方向に歩き、京橋二丁目交差点を右折。
直進して左手にあります。
場所がわからなければお電話頂けますとご案内致します。
京橋歯科医院