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京橋に開業して1年経ちました
2020.04.07
こんにちは。京橋歯科医院です。
早いものでここ京橋に開業して1年が経ちました。
出身が離島なのですが、上京して数年、長年の目標だった開業が具体的になってきた時に悩んだのが立地でした。
今まで働いていたオフィス立地の側はどうだろうかと漠然と考えていましたが、ふと思い立ったのが東京駅でした。
せっかく東京に来たのだから東京のシンボルとも言える東京駅の側で働いてみたいと思いつき、そこからは休みの日は東京駅の周りを歩き回りました。
丸の内側は比較的大きなビルが多く一個人では物件を探すのが難しいように感じました。
八重洲口から出てみると大きいビルの中に小さいビルもたくさんあり、ここでなら希望の物件が見つかるのではと思いました。
しかし、不動産屋さんに聞いてみると八重洲は再開発が始まっていて取り壊す予定があるビルも多く、なかなか見つかりませんでした。
京橋も同様でしたが、再開発の範囲が広くないようで範囲外の物件から探せないかと淡い期待を持ちながらほとんど全ての路地を縦横に歩きました。
寒い時期だったので途中カフェで暖を取りながら物件情報を見たことを昨日のように覚えています。
歩いてみると意外に歯科医院が少ないということに気が付きました。
よくコンビニより多いと言われることの多い歯科医院ですが、需要も多いというのも要因の一つです。
東京でも有名なオフィス街ということもあって、昔から歯科医院の多い地域だったと思います。
しかし、京橋エドグラン、京橋トラストタワー、東京スクエアガーデンといった大きいオフィスビルの建設や再開発などにより小さいビルが減ったことで、そこにあった歯科医院が移転していったと聞きました。
大きいオフィスビルにも医療系のテナントは入ることが多いのですが、複数入ることは少ないので、結果思ったよりも歯科医院が少ないのではと思いました。
各分野での有名な先生が開業した医院もあり、患者さんにとっては医院を選びやすい地域なのではと感じています。
普段あまり歩かない私には昭和通りを越えてしまうと東京駅からは少し遠いように感じてしまい、
かといって中央通り沿いのテナントは賃料が予算から離れてしまうので、中央通りから昭和通りの間で京橋、八重洲の範囲を中心に探すことに決めました。
今の医院があるビルを通った時にシャッターが降りていたのもあり素通りしてしまいそうになったのですが、テナント募集の張り紙があったので立ち止まって良く見てみました。
道を渡り読売八重洲ビル側から見ると間口も広く目立つように感じました。
一方通行ではありますが、路地も道幅が広くて明るいのですぐに気に入ってしまい、張り紙に書いてあった不動産屋さんにすぐに電話をいれました。
内見可能ということで日を改めて中を見せていただくと、きれいな長方形で余計な柱もないイメージ以上の物件でした。
そこからはとんとん拍子に話が決まり、内装のデザインや個室の配置などをうきうきした気持ちで決めたことを覚えています。
スタッフの面接もプロント 読売八重洲ビル店で行ったので、内装工事をしている様子を見ながらどんな医院にしたいか熱く語ってしまって、応募者の方のお話をあまり聞けなかったこともありました。
看板も設置され、全ての機材が揃ったのが丁度一年前の今頃だったと思います。
勤務医から開業医になるという不安もありましたが、きれいに仕上がった内装を見たらこれから頑張るぞという気持ちで胸がいっぱいになりました。
おかげさまで開業してから患者さんに恵まれまして今日まで治療を続けることができました。
コロナウイルスという初めての事態に世間が揺れているこの頃ですが、歯が痛いという方がいる以上診療は続ける予定です。
(緊急性の無い方の治療は状況に応じて延期していただくこともあります。)
衛生的な歯科医院というコンセプトは開業からずっと気を付けていることではあります。
個室ということもリスクを抑えられる要因であると考えます。
それでも危険なのが感染症でありますので、スタッフ一同気を引き締めてまた1年頑張りたいと思います。
今後の政府の方針によって診療時間や休診など対応が変わることがございますが、その際にはご連絡致します。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
京橋歯科医院