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治療を途中でやめてしまうと?
2020.04.22
色々な理由で治療の継続が出来ないことがあります。
ですが治療を中止するのをおすすめしない状態もあります。
1. つめものの治療中
銀歯にしろセラミックにしろゴールドにしろ詰める前で治療を中断するのはリスクが高いです。
理由としては神経に達していない虫歯の神経を保護する為のつめものなので、そこを仮詰めにしたりむき出しにするのは神経に痛みが出る可能性があるからです。
もう一つは型どりをしてつめものを作成するので、放置して歯が欠けてしまうとつめものを装着することが出来なくなるからです。
2. かぶせものの治療中
これもつめものと同じ理由ですがかぶせものの装着前の中断はかぶせものが合わなくなる可能性があります。
また、装着予定の反対側の歯で噛むことが多くなり正常なかみ合わせと変わってしまうと歯やあごに痛みが出ることがあります。
3. 歯の根の治療中
神経を抜く治療や一度抜いた歯の根が再感染を起こしてしまった場合、根の清掃をしなくてはならず、途中で放置すると治りません。
歯の根の炎症は骨への悪影響がある為出来るだけ早めに治療を終わらせることが必要です。
やむを得ず中断しなくてはならない場合、歯の根の治療が終わってから次のステップに進むタイミングでの一時中断をおすすめしています。
4. 重度の歯周病の治療中
歯が揺れる程の重度の歯周病は歯が抜けてしまうリスクがあります。
歯肉炎程度ですと日々のケアで健康を維持することができますが、重度の歯周病は歯科医院での治療が必要です。
その他 歯に痛みがある場合
治療中ではなくても歯に痛みが出てきているようですと悪化することはあっても治癒することはありません。
痛みの感覚が短くなったり痛みの強さが増したりしながら激痛になって我慢できなくなることも多いです。
それでも我慢しているうちに神経が死んでしまうと、根の治療が必要になるのですが神経が死んでいるので痛みは感じません。
次に痛みを感じるのは歯の根に炎症が起きた時でその時には既に歯を支える骨に悪影響が出ていることもあります。
具体的には骨が減ってしまって歯を支えられなくなり歯が揺れてしまったり、歯肉に膿が溜まって膨らんでしまったりと重症と言えるでしょう。
治療を継続した方が良いか一旦ストップして良いかご自分で判断ができない場合は一度歯科医院にご相談されることをおすすめいたします。
もちろん身体の健康は大切なことです。
歯の状態が悪くてもすぐに命にかかわることはほとんどありません。
しかし、歯を抜かなくてはならなくなったり、勝手に抜けてしまったりすると2度と元には戻りません。
身体も歯も健康を保てるようにされると宜しいでしょう。
【ご予約方法】
・お電話は03-3538-8211まで。
出来ればどのような状態なのかご説明頂けますと速やかに治療が行えます。
・ネット予約はこちらから
担当医へのメッセージでどのような状態なのかご入力頂けると速やかに治療が行えますのでご記入をお願いいたします。
【医院への行き方】
※東京駅から
八重洲出口を出て八重洲通りを直進、中央通りとの交差点の日本橋三丁目交差点を右折、 京橋二丁目交差点を左折し昭和通り手前の小諸そばさんの手前左手になります。
※京橋駅から
明治屋さんのある7番出口を出て左方向に歩き、京橋二丁目交差点を右折。
直進して左手にあります。
場所がわからなければお電話頂けますとご案内致します。
京橋歯科医院