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治療の痛みと麻酔について
2020.04.14
こんにちは。京橋歯科医院です。
歯医者が苦手な方の理由としてよく聞くのが治療中痛いんじゃないかという不安で敬遠してしまうということがあります。
ではどんな時に痛みが出るのでしょうか?
歯の表面はエナメル質という固い層があります。
初期の虫歯はエナメル質で留まっている状態ですが、この部分は痛みが出ません。
治療中も痛みはありません。
その下の層、象牙質と言われる部分に達すると痛みやしみが出てきます。
治療中も神経に近い為痛みが出やすくなります。
ですので麻酔をして治療をすることになるのですが、歯科の麻酔は針を歯茎に刺して薬液を注入するのでその際に痛みが出ます。
これを避ける為に歯茎に塗るタイプの麻酔をすることで、針を刺す痛みが軽減~ほとんど感じなくなります。
歯茎に麻酔をする場合もまずは浅い部位に注入し、麻酔が効いたことを確認してから更に奥に注入すると針の痛みは軽減されるので、
極力痛みの無いような麻酔をしています。
ちなみに、とても痛みが強く出ている虫歯の場合は麻酔が効きにくいのですが、そういった場合は直接歯髄という歯の内部に針を刺して麻酔を注入します。
痛いのでは?と思った方、大正解です。
一瞬痛いのですがすぐに麻酔の効果が出るのでどうしてもという場合にこの方法を使っています。
過去に麻酔で痛い思いをして苦手意識をお持ちの方はもしかしたらこの方法で麻酔をしたことがあるのかもしれませんね。
もう一つ麻酔の方法としてゆっくり麻酔薬を注入するという方法もあります。
液体を歯茎の中に入れるので、大量かつ短時間で注入すると歯茎が膨らんで痛みが出ます。
京橋歯科医院では電動の麻酔注入機を使ってゆっくり麻酔をしています。
注入量を設定できるので便利です。
色々と挙げたように麻酔の方法にも種類やコツがあり、出来るだけ痛くないように気を付けています。
ただでさえ痛いという理由で敬遠されがちな歯科治療をどうしたらまた診療に来ていただけるだろうと日々考えているのですが、
完全な無痛治療というのは難しいですね。
京橋歯科医院では行っていないのですが、静脈内鎮静法という治療法もあります。
半分眠ったような状態で治療をするのですが、歯科恐怖症の方には良いかもしれません。
行っている歯科医院はそんなに多くはないのでよくお調べになってお問い合わせ頂ければと思います。
患者さんと話している時に感じることなのですが、虫歯の進行度についてギャップがあるなと思うのです。
初期の虫歯=歯が変色してる、痛みが無い、たまに痛む
と考えている方が多いのですが痛みが無くても進行した虫歯はあります。
虫歯の部位、深さなど色々な要素がありご自分で判断するのはすこし危険かなと思います。
痛みが出て初めて虫歯だと思ってしまうかもしれませんが、痛みが出た虫歯は進行している虫歯だと考えて頂いて良いでしょう。
ですので、食べ物が挟まる、色が変わっている、しみる等なにか違和感が出たらすぐに歯科医院に予約して診察を受けることをおすすめします。
京橋歯科医院では来院してのご予約や電話予約の他にもネット予約もございますのでご都合の宜しい方法でご予約頂ければと思います。
その際に「痛みが苦手」「歯科医院が怖い」など一言頂けたら出来る限りご不安がないような治療が出来るように気を付けて治療いたします。
【医院への行き方】
※東京駅から
八重洲出口を出て八重洲通りを直進、中央通りとの交差点の日本橋三丁目交差点を右折、 京橋二丁目交差点を左折し昭和通り手前の小諸そばさんの手前左手になります。
※京橋駅から
明治屋さんのある7番出口を出て左方向に歩き、京橋二丁目交差点を右折。
直進して左手にあります。
場所がわからなければお電話頂けますとご案内致します。
京橋歯科医院